原農園:いちご

栽培物 :いちご
使用資材:アドミンクロロリキッドリーフコートイオンコート+Cure Water
使用開始:2020年夏


最初に土壌に+Cure Water を撒いたのが3年前になるのですが、最初はお試しとして水はけの一番悪い箇所に散布しました。半年もせずに水はけが改善し栽培も好調だったので、最終的には翌年に全面散布しました。
散布後の栽培は好調で例年よりも粒が大きく育ちよかったのですが、3年たった今年は不受精が多く草丈も全体的に低かったです。

一概に土壌環境が全ての原因とは思えませんが、土壌環境が整っていると植物自体の生育が強くなるので、やはり+Cure Waterは重要だなと感じました。
今後は2年に1回位のペースで+Cure Waterを流してみようと思います。

次に苗作りの際にクロロリキッドを使用しました。その年は全国的に苗作りがうまくいかず苗が不足していた年でしたが、クロロリキッドで光合成促進ができたからかうちでは良い苗を作ることができました。県の指導員の方がどの方の苗よりもうまくできていると評価してくれました。

栽培時にも定期的に散布していますが、追肥しなくてもいいくらい成長するようになり肥料代の負担が軽くなりました。
また、近年の不安定な気象状況の中でもうちはあまり悩まされなかったです。

クロロリキッドの作用なのかどっちの効果なのかはわかりませんが、ミネラル資材でもあるアドミンの効果も大きいのかなと感じています。成り疲れが少なく、花数も多くなったと感じています。自分では他の生産者の方の苺と食べ比べしないのでわかりませんが、味がかなり美味しいと評価を頂くことも増えました。

あとは、害虫抑制対策としてイオンコートを使用しています。アブラムシが発生したときに、イオンコートを散布したら広がりを抑制することができました。イオンコートは害虫を完璧に撃退できる資材ではないので散布するタイミングや使用感はまだつかめていないですが…。
いちごはヨトウムシやアブラムシの抑制が必要になってくるので、どうしても農薬を散布しなければならないタイミングがあります。そのときにせっかく土壌に増やした微生物も殺してしまうのか..と思ったり、葛藤があるので農薬と微生物資材の併用が難しいです。

未だに模索中ですが毎年試行錯誤しながら使用しています。
今後も使い続けながらいちごに適した使用方法を見つけられたらと思います。

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